障害年金の 『受給支援活動』の意義

昨日、障害年金セミナーに参加してきました。

その中で講師から次のような話がありました。

支援活動を始めたころは障害年金は所得保障のために受給するものと思っていた。
しかし最近、次のようなケースに出会い、考え方が変わってきた。

3例とも精神障害の方々です。

1. その人の一ヵ月の生活費が10万円かかるとした場合、もし年金を6~7万円受給でき
 ればあと3~4万円ほど働いて稼げば良い。
10万円を稼ぐのは無理だけど、3~4万円だったら何とかなりそう。 働いてみようかな。

働く⇒人の役に立っている⇒前向きな気持ちになれる


2. 旦那さんは障害があり、奥さんの収入だけで生活をしている夫婦。
旦那さんは病院の帰りにちょっとお茶でも飲みたいと思う時がある。
また、家族にケーキでも買って帰りたい時もある。
しかし、「自分が稼いだお金ではない」と思うと気兼ねをしてしまう。

もし、障害年金を受給できれば、ケーキを買って帰って「ありがとう」と言ってもらえるかもしれない。
障害年金を受給できるようになったらそんな使い方をしてみたい。


3. 「今からホームに飛び込んで死ぬ」と電話をかけてきた女性。
「今からすぐ行くからね」と必死の思いで駆けつけた。
どのように対応すれば良いのかわからなかったけれど、ふっと「ご飯を食べたら元気になるかもしれない」と思い、その日はご飯を食べていろんな話をした。
そして「一緒にがんばろうね」と言って帰った。
(がんばろうは言ってはいけない言葉と言われているが自然に口から出た)

そしてある時、彼女から電話がかかってきた。声がいつもより明るい。
「年金を受給できることが決まりました。これでカウンセリングが受けられる。受けて元気になれる。生きる希望が持てます」と。


本当に必要としている人々に正しい情報が届いて、正しい支援をすることが私たち社労士の役目であることを改めて認識させていただきました。

ありがとうございます。